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がん治療にはお金がかかります。がん患者にまつわるリアルな病状やお金について書いてます。

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FOLFIRI療法+ベクティビックス 1年続けてみた

 私はステージ4癌患者のkknsと申しまして久しぶりにブログを書かせて頂きます。

 

 体力的にブログを書くのがしんどくなってきたので1年半ほどブログから遠ざかっていました。

 

 そんな私の現状の記録として今回ブログを書かせて頂こうと思います。

 

 それではよろしくお願いいたします。

 

 

 今回の記事を読んで頂きたい方

 

 今回の記事を読んでわかる事

  • FOFIRI療法+ベクティビックスについて
  • 上記療法を1年続けた私に出ている副作用
  • 癌と抗がん剤の副作用に対する私の考え方

 

 

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抗癌剤について

 癌の原発巣はS状結腸で肝臓と胆管近くのリンパ節に転移しています。

 

 手術は不可能でエンドレス抗癌剤(死ぬまでか、効かなくなるまで抗癌剤治療)中の状態で、抗癌剤治療は FOLFIRI療法+ベクティビックス(パニツムマブ) を行っています。

 

 FOLFIRI療法

  • フルオウラシル
  • レボリナート
  • イリノテカン

 を同時併用する治療で上記は全て点滴で体に入れていき、最後のフルオウラシルは46時間連続点滴となります。

 私は体に医療器具(CVポート)埋め込んでますので、そことフルオウラシルを繋いで自宅に持ち帰っています。

 

 ベクティビックス(パニツムマブ)

 通常の抗癌剤とは違う働きをする 分子標的薬 と言われるもので副作用が強くでるほど癌に対する効果も高いと言われている。

 

 

副作用について

 私は上記治療を1年続けています。その中でできている副作用は下記の通りです。

 

副作用

  • 皮膚障害
  • 爪の湾曲、破損
  • 倦怠感
  • 吐き気
  • 下痢
  • 脱毛

 その中でも特に苦しんでいる副作用は 皮膚障害 です。

 

皮膚障害

  • 顔や頭のブツブツ
  • 指先の裂傷
  • 足裏の裂傷
  • 肌の黒ずみ

 とにかく見た目が悪くなり、指先の裂傷は冷たい空気に触れると痛みが出て、足裏の裂傷は歩くのも痛い時があります。

 つまり、外出したく無くなります。

 ストレス発散もできず家に閉じこもる機会が多くなりました。

 

 

癌と抗癌剤の副作用について

 ここまで抗癌剤についてネガティブな事を書きましたが、幸いな事に私はこの治療に効果が出ています。

 癌の大きさも微減していて腫瘍マーカーも下がってきました。

 

 簡単に私の現状を表現すると 抗癌剤の副作用(皮膚障害)はつらいけど効果は出ている となります。

 

 私がなぜ抗癌剤治療を受けているのかと言えば 癌の進行を抑えて死にたくない からであり、それ以上でもそれ以下でもありません。

 

 私は 癌の進行と皮膚障害を天秤にかけて どちらが重要かを考えました。

 

 その結果皮膚障害くらいは なんとかなるかな と最近では考えられるようになりました。

 

 そんな事を考えているともっと外出して楽しみを見つけてみたくなってきました。

 

 これからは副作用対策を施して外に出ていき、心の健康を保っていきます。

 

↓↓↓ 歩きやすそうなニューバランスのスニーカーを買ったので春先はこの靴履いてお散歩したいと思います ↓↓↓

 

 

癌患者があきらめる事で新しい価値観を発見した

 

 どうも、ステージ4癌患者のkknsです。

 

 先日、高校の同級生が福岡に来たので20年ぶり位に会いました。

 

 この同級生は開業医として成功しておりまして医者として経営者として忙しい毎日を過ごしております。

 

 一方私は田舎の中小企業勤めであります。

 

 病気になる前の自分であったら、自分と同級生を比較して嫉妬してしまっていたと思います。

 

 でも、嫉妬の感情は沸かずに素直に久しぶりの再会を楽しめました。

 

 その理由は病気になった事で私の価値観が変わったからだと思います。

 

 本日はそんなお話です。

 

 それではよろしくお願いいたします。

 

 

今回の記事を読んで頂きたい方

  • 癌患者の方

 

今回の記事を読んでわかる事

  • あきらめる事で新しい価値観を発見した

 

  • 嫉妬の感情を抱かなかった理由
  • 価値観の変化
  • まとめ

 

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緩和ケア医が、がんになって 大橋洋平著 を読んで

 

 どうも、ステージ4癌患者のkknsです。

 

 先日こんなTweetをさせていただきました。

 

 こちらのTweetでは色々な方からご意見をいただきました。その際はありがとうございました。

 

 こちらのTweetを書くきっかけとなったのは今回ご紹介する 緩和ケア医が、がんになって という本を読んだからです。

 

 本日はこちらの 緩和ケア医が、がんになって という本をご紹介させていただきます。そして、今回の記事を最後までお読みいただけたら幸いです。

 

 それではよろしくお願いいたします。

 

 

今回の記事を読んで頂きたい方

  • 癌になって出来ない事が増えた方に

 

今回の記事を読んでわかる事

  • あきらめる事で心が軽くなる事
  • あきらめる事で新しい発見がある事

 

  • 緩和ケア医が、がんになって を読み始めたきっかけ
  • あきらめる、そして頑張る
  • まとめ

 

 

 

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会社の上司から皆の前で癌の病状を説明するように言われた件について

 

 どうも、ステージ4癌患者のkknsです。

 

 表題にある通り先日会社の上司から皆の前で私の癌の病状を説明するように言われました。

 

 この時の顛末を本日は書かせて頂きたいと思います。

 

 それではよろしくお願いいたします。

 

 

今回の記事を読んで頂きたい方

  • 働きながら癌治療を行っている方
  • 自分の病状をどの範囲まで話そうか悩んでいる方

 

今回の記事を読んでわかる事

  • 今回の件については様々な意見がある
  • 結局は自分がどうしたいかが一番大事

 

  • 上司達からの思いがけない依頼
  • その後上司達との話し合いの場を設けました
  • その後の私の行動
  • まとめ

 

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緩和ケアとは?余命宣告される前から準備しておこう!!

 

 どうも、ステージ4がん患者のkknsです。

 

 私は先日、病院のソーシャルワーカーさんに緩和ケアの説明を聞いてきました。

 

 そこで本日はその事について書かせて頂きたいと思います。

 

 

 緩和ケアとは?

 がん自体を治療する事を目的とするのではなく、がんに伴う心と体のつらさを和らげる所が 緩和ケア と呼ばれる所です。

 

 私は 死ぬ事 は怖いが、 がんやがん治療に伴う症状や痛み の方がもっと怖いです。

 

 ですから、緩和ケアの情報を早めに集めたいと思いソーシャルワーカーさんに時間を取ってもらいました。

 

 私のように 死ぬ事 よりも がんやがん治療に伴う症状や痛み に恐怖を感じてる人って多いと感じてます。

 

 そんな方は最後まで今回の記事を読んでいただけたらなと思っております。

 

 それではよろしくお願いいたします。

 

 

今回の記事を読んで頂きたい方

  • がん患者全員
  • がん患者家族全員
  • がんやがん治療に伴う症状や痛みに恐怖を感じている方

 

今回の記事を読んでわかる事

  • 緩和ケアの準備は早めに行おう
  • 緩和ケアの準備は可能であればがん患者本人が主導権を握って進めていこう

 

  •  緩和ケアとは?
  • 緩和ケアは余命宣告される前から準備が必要?
    • 緩和ケアの準備には時間がかかる
    • 緩和ケアの準備はがん患者が主導権を握る
  • ソーシャルワーカーさんからの説明 
    • 1.緩和ケア科の役割
    • 2.がんと言われた時から始まる緩和ケア
    • 3.緩和ケア科のある病院は少ない
    • 4.緩和ケアの受診方法は3種類ある
    • 5.がん患者本人の意志が一番大切
  • まとめ

 

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