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がん治療にはお金がかかります。がん患者にまつわるリアルな病状やお金について書いてます。

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がんになって子供に伝えたい事を見つけた話

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 嫁「私知ってるの…。」ジー

 俺「何を?」

 嫁「男の人ってプライドが高いから収入が低い人に『収入が低い』って言うととっても傷つくんだよ。」ジ-

 俺「そうなの?」

 嫁「だから、私そう思っていても口に出さないようにしてるの…。」ジー

 …。

 お嫁様、それほとんど言っちゃってるよね。。。

 

 

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今回はこんなお話し

 私は8/7の記事で「jrも見てるしね。。。」と書きました。これは、私ががんになってjrも私の言動を見ているという意味で書きました。

 

⇓⇓⇓⇓⇓ 8/7の記事です。⇓⇓⇓⇓⇓

kknskkns.hatenablog.com

 

 

 今回は私ががんになった事でjrに伝えたい事が見えてきましたので、その点に付いて書かせていただきます。

 

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 子供に伝えたい事 

 私には息子が1人おります。

 

 息子は大学1年生で良い大人なので、がんについては隠すこと無く子供に話しをしています。 

 

 普段は難しい事を考えないのですが、私はがんになって「死」を意識するようになって子供に対して何をしてあげられるか考えるようになりました。

 

 私がいついなくなっても良いように、子供が「自立して生活する力」を身に付けさせる必要があると思いました。

 

 私ががんになって子供に伝えたい事とは子供の自立についてです。

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どうやって伝えるか

  私はあまり強い人間ではないので

怖い時⇛「怖い」

痛い時⇛「痛い」

死にたくない時⇛「死にたくない」

お金の心配がある時⇛「どうしよう」

 と声に出して言います。子供の前だからといってカッコつけません。そんな余裕は無いからです。

 

 我が家の子供の場合は大学生なので気を使わないで良いと思っています。もっと子供が小さければ私ももう少し気を使って自分の気持を正直に言って無かったと思います。

 

 なぜ私が自分の気持を子供に隠さずに言葉として発しているかといえばがん患者のリアルを知ってほしいからです。

 

 ここで私がカッコつけて「俺はがんになっても負けないとても強い男」のフリをしても子供は何の問題意識も持たずに過ごしてしまいます。

 

 がん患者がどのような肉体的及び精神的苦痛があるのか、生活面でどのような苦労があるのかをハッキリと理解した方が子供の将来の糧になると思ったのです。

 

 将来子ども自身ががんになったり、子供の知人ががんになった時に今私と生活している経験が生きてくるはずです。

 

 また、がん患者に限らず社会的弱者に対する目も変わってくるはずですから、大学で勉強する内容や就職にも影響が出てくるかもしれませんね。

  

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どんな事を伝えたか

 私の体調面・精神面・金銭面に問題が出てきた時は気を使わずに「困った」と言うようにしています。その時は私・嫁さん・子供と3人で問題解決のために話し合う事としてました。

 

 私達が話し合ったなかで一番良かったと思うのは金銭面の話です。子供にとっては一番ココが勉強になったのではないかと思います。

 

 以前私は傷病手当金の給付が打ち切りになってしまうかもしれないという問題にぶち当たりました。

 

⇓⇓⇓⇓⇓ 5/11の記事 傷病手当金の給付について心配してます ⇓⇓⇓⇓⇓

kknskkns.hatenablog.com

 

⇓⇓⇓⇓⇓ 6/3の記事 障害厚生年金も考えてました ⇓⇓⇓⇓⇓

kknskkns.hatenablog.com

 

⇓⇓⇓⇓⇓ 6/24の記事 傷病手当金が給付された時の記事 ⇓⇓⇓⇓⇓

kknskkns.hatenablog.com

 

 お金の事が問題として上がった訳でその解決のために家族で話し合う事としました。

 

 問題解決の前にしなくてはいけない事として「現状の把握」がありますよね。現状をしっかりと把握していないと正しい解決方法を導けないからです。

 

 ですから、私は子供に今までの自分の収入や現時点での資産状況を伝えたうえで、収入がなくなった場合どうなるかを説明しました。

 

 そして、傷病手当金が給付されない事も考えて障害厚生年金奨学金にも視野を広げて家族で確認するようにしました。

 

 これらの事は子供にとって「問題解決の手順」を学べたと思うし、家の資産状況を教えてもらえるくらいの「一人の大人」として認めてもらえたという気持ちになったと思います。

 

 この気持ちが子供の自立の第一歩となるのかなと思っています。

 

 お金の件で話し合った後は子供は奨学金の事を自分で調べてくれたり、手配したりと自主的に行動してました。

 

 現状を把握して自分で行動するようになってきたんですよね。

 

 私は最初から子供の自立を期待して「怖い」「痛い」「死にたくない」「どうしよう」といった問題提起を行っていた訳ではありません。

 

 純粋に「怖い」「痛い」「死にたくない」「どうしよう」と思ったから口に出していたのです。

 

 家族で話し合ったのは現状の把握だけ。

 

 それでも子供は自分で判断して行動してくれました。

 

 あれ?俺何もしてないけど子供が勝手に自立しつつあるんじゃねぇ??⤴

 

 子供は親が思ってるより大人なんだなと最近強く感じます。。。

 

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まとめ

  野生動物の子育てというのは「子供が一人で生きていけるようにする事」と聞いた事があります。

 

 莫大なお金や豪邸などを子供に残す事よりも「生きていくための力」を身に付けさせる事が大切なんだと思いました。モチロンソンナオカネモゴウテイモモッテナイケドネ

 

 そのための第一歩として「自分で現状を把握」して「自分で判断」して「自分で行動」して「その行動に責任を持つ」という事が必要ですよね。

 

 子供は私ががんになった事でそれを感じてくれていると思います。

 

 私が がんになって子供に伝えたい事…

 

 それは…

 

 

 

 

 

 親はなくとも子は育つ! テヘペロ

 

 

 

 

 

 

 という訳でjrよ自分で頑張ってくれ。

 

 

 子供の自立は子供に任せるスタイルな私の今日の報告です。

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今日の報告

今日の体重 64.7㎏

今日の体温 36.6度

今日の体調 2

今日の運動 30′Walk 運動強度2  夕方から60′Walkの予定

今日のお薬 ゼローダ昨日の夕x4錠 今日の朝x3錠 酸化マグネシウム(下剤)毎食後x1錠

今日の抗がん剤の副作用 手先足先の痺れ 下痢 

今日の備考 今日は4時間程度しか眠れなかった。目覚めはあまり良くない。起床直後は胃がムカムカして食欲がなかった。お昼前後に下痢があった。下剤は自己調整を行うようにする。