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がん治療にはお金がかかります。がん患者にまつわるリアルな病状やお金について書いてます。

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中小企業と大企業の違いをがん患者が働きやすさから考える話

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 抗がん剤の副作用で吐き気からくる食欲不振を感じていましたが、体重が65.1㎏になり本日無事に自己ベストを更新した食事が美味しいkknsです。

 

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今回はこんなお話し

 私は上場企業(そんな大きな会社じゃないけどね)に以前勤めていた事もありますが、現在は福岡の中小企業に勤めています。

 

 また、私は「がん患者 ステージ4」という一面を持っています。

 ⇓⇓⇓⇓⇓ こんな病状です ⇓⇓⇓⇓⇓

kknskkns.hatenablog.com

 

 

 そんな私が中小企業と大企業の違いをがん患者の視点を通して働きやすさという観点からお伝えしたいと思います。

 

 本日はこんなお話しです。

 

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中小企業と大企業どちらが働きやすいか

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 私の場合は中小企業の方が働きやすいと考えています。

 

 その理由は会社によっては就業規則等で休職している社員について決め事が有りますが、その扱いが中小企業と大企業で違いがあるからです。

 

 長期休職者の扱いとして「1年半休職して復帰の目処が立たない場合は退職扱いとする」というものが就業規則にある場合が多いです。

 

 実際には会社側が解雇といった対応を取らずとも休職者自ら退職を希望する事が多いようです。

 

 上記の1年半の休職以前に復職できて会社に残っても居づらい雰囲気はありますよね。

 

 特に大企業の場合は決め事には厳格に対応する事が多く、人数が多い分同調圧力も強いのでその傾向は強く出ていると思います。

 

 組織が大きいから仕方ない事なんだと思いますけどね。

 

 中小企業に関しては決め事に関しては臨機応変に対応する事が多いですよね。悪く言えば「いい加減」。

 

 特に経営者の意見が強く社長の鶴の一声で色々な事が決定される事が多いですね。

 

 ですから、中小企業の場合は 経営者ガチャ みたいな所はあります。それが良い方にでれば社員はイザという時に助けてもらえます。

 

 今回の私の場合「良い会社」「良い経営者」に巡り会えたんだと思います。ブログ後半に書きますが、社長が私の意図をくんでくれたので治療に集中できそうです。

 

 ですから、私の場合は中小企業に働いていて良かったと考えています。

 

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中小企業と大企業の違い

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  勘違いがあってはいけないので上記はあくまで私の場合であって、一般的には大企業の方が良いのは当然です。

 

 その理由はやはり待遇面からです。

 

 一般的に考えて収入は大企業の方が多いです。

 

 しかも、収入(手取り額)が同じであっても福利厚生が中小企業と大企業では大きく違うので支出も違い手元に残る金額は大きく変わります。

 

 例えば企業によっては「医療費が2万円を超える場合は企業の健康保険組合が負担する」といった決め事があります。

 

 これは中小企業ではとてもマネのできない制度ですよね。

 

 大企業に入社した若者が簡単に中小企業に転職したり、独立を目指したりしていますが収入面だけを見ていないか老婆心ながら心配してしまいます。

 

 転職・独立を目指す方は現在勤めている会社の福利厚生を確認して理解を深めておいてください。

 

 福利厚生の理解がないまま転職・独立しても思ったよりも手元に残るお金は増えないと思います。

 

 逆に福利厚生の理解をしていれば転職・独立と現状の正確な比較ができてどちらが良いかを冷静に判断できると思います。

 

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社長との話し合い 

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  私は先日会社に行って社長と話し合いの場を持ちました。

 

私がこの話し合いを持った理由

  1. がんの完治は難しい事の報告
  2. 死ぬまで抗がん剤の治療が続く事の報告
  3. 現在の治療が効果が出てる事の報告
  4. 今は治療に集中したいので休職を続けさせてもらいたい事の依頼
  5. 就業規則などで長期休職者の扱いが規定されているかの確認

 特に5をメインの目的としておりました。

 

 現在の病状は不透明な事が多いので決まっている事があれば早く知りたかったのです。

 

 私は「傷病手当金」「高額療養費制度」を生活や治療費のアテにしていますので、正社員で社会保険料を支払い続ける必要があります。

 

 正社員という立場を手放す訳にはいかないんですよね。

 

 もし、1年半後に退職扱いとなるような規定があるのであれば、それ以前に会社に復帰するにはどうすれば良いのかを考えておかなければいけなかったんです。

 

 社長からの回答

 「今は治療に集中して欲しい。就業規則にそんな規定があるのかは覚えていないが、もしあったとしてもそんな事は考えないで良い。まずは治療を優先に考えて欲しい。また、復帰する際は在宅中心の勤務ができるように考えよう。」との事でした。

 

 

 

 …。

 

 

 

 ありがたい話しですよね。

 

 いわゆる鶴の一声ですね。

 

 中小企業の場合は経営者の考え方一つで社員の方向性は変わってしまいます。私は「いい会社」「良い経営者」に巡り会えたんだと思います。

 

 これで病気とも闘えます。

 

 11月のCTでさらに良い結果がでるように自分の出来る事は行っていこうと思います。

 

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まとめ

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働きやすさのまとめ

  • 収入面・福利厚生のみを考えたら大企業
  • 決め事に臨機応変に対応してくれるのは中小企業

 皆様もどちらが良いかを考えてみてください。人それぞれ状況や考え方が違うのでなんとも言えませんが、私の場合は上記の通り中小企業で良かった(というよりこの会社で良かった)と思っています。

 

 

 

 最後になりますが、私と同じ様に闘病のため会社を長期休職をしている方が「治療に専念するため」と会社を辞めていく事があってとても心配してしまいます。

 

 私が考えるに「治療に専念するため」には少なからず経済的な安定が必要なハズだからです。

 

 私は上記の通り「正社員の立場を手放す訳にはいかない」と考えています。

 

 現在闘病中の方で勤め先を辞めようと考えている方は、今一度勤め先の福利厚生及び社会保険社会保障制度を確認してください。

 

 私と同じように「正社員の立場を手放す訳にはいかない」と考えると思います。

 

 そして就業規則に上記のように長期休職者の扱いの規定があったとしても会社側に相談してみてください。ましてや早い段階で自分から自主退職しないでください。

 

 治療に専念するからこそお金は必要なんです。

 

 経済的にも健やかに過ごして治療に集中していきましょう!!

 

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 今は治療に集中する期間の私の今日の報告です。

 

 

今日の報告

今日の体重 65.1㎏(New record!!)

今日の体温 35.9度

今日の体調 3

今日の運動 イストレx1 補強x1 夕方30′程度散歩の予定

今日のお薬 下剤x1

今日の備考 昨日まで頭痛があったが今日は無かった。倦怠感は少しあるので無理をしない程度に散歩を行う。お陰様で治療に集中できるので無駄な事をして体に負担をかけないようにする。