どうも、ステージ4がん患者のkknsです。
私は今年も確定申告の医療費控除を行います。
医療費の集計に苦労されてる方も多いようなので私の日々の医療費の記録のつけ方を今回書かせていただきます。
確定申告の詳しいやり方や手順におきましては税理士の方や税務署の方に確認を取った方がいいかと思いますので、私は自分が行っている医療費の記録をのやり方を紹介させていただきます。
確定申告の医療費を集計した際に苦労している方はこちらの記事を読んで何かの参考になればと思っております。
それではよろしくお願いいたします。
今回の記事を読んで頂きたい方
- 毎年医療費控除を受けるような病気にかかっている方
- 確定申告の際に医療費の集計に時間がかかっている方
今回の記事を読んでわかる事
⇓⇓⇓ こちらの本は私が癌になってどなたかのブログで勧められていた 井上平三著 「私のがん患者術」 という本で私も購入し読んで見た所とても共感を覚えました。同じがん患者の方には是非お読み頂きたい内容となってます。
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確定申告の準備に日々医療費を集計してる
私が行っている医療費の記録はこのような形で行っています。
具体的なルールとしては次の3点です。
この3点を守れば年が明けてから確定申告の医療費集計のための時間を大幅に縮める事ができます。
当たり前の事しか書きませんが次項より説明させていただきます。
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具体的な医療費の集計のやり方
①医療費の記録を通院した度に行う
確定申告前に医療費の領収書を引っ張り出して集計している人が意外と多くて驚きました。
それでは大変ですよね。
仕事で事務作業をしてる人や家計簿を付けてる人はわかると思いますが、1年分の金額を集計するのはとても面倒くさいですよね。
面倒くさいだけで済めば良いですが確認する領収書が多くなれば「間違い」や「漏れ」が発生してしまいます。
1年前の記憶なんてあやふやですから「あれ?この治療費はどうしてこんな金額になったんだっけ??」と思っても内容を思い出す事ができません。
そして、思い出す事ができないから領収書に漏れがあっても気づけません。これでは控除金額が減ってしまって還付金が減って損をしてしまいます。
それを通院した度に記録を残しておけばそんな心配は無くなって損をする事がなくなります。
医療費の記録は通院した度に行いましょう。
②医療費の記録にはGoogleスプレッドシートを使おう
「Googleスプレッドシート」って何?と言う方もいると思います。
一番有名な表計算ソフトはマイクロソフトのExcelですけど、それのGoogle版が「Googleスプレッドシート」です。
エクセルとの違いは
- 完全無料
- Googleアカウントを持っている(Gmailを持っている)人ならば今すぐ使用可能
- データがクラウド上にあるので家のPCでなくても、タブレットでもスマホでも外出先でもネット環境があればデータ編集可能(エクセルは固有のPCにインストールされてるのでデータを編集できるのはExcelとデータが入っている固有のPCのみ)
等が挙げられます。
他にも細かい点はありますが、大きな特徴はこのような点です。
今はマイクロソフトもオフィスのウェブアプリ版が出ていますが、手軽さという意味ではGoogleスプレッドシートの方が圧倒的です。(Gmailってみんな持ってますよね)
つまり、家のPCにExcelが入ってない人でもすぐに無料で表計算ソフトを使う事ができるんです。
確かにExcelの方が高度な集計はしやすいのですが、私が行っている医療費の記録程度ならば難しい事はしないのでGoogleスプレッドシートで十分間に合います。
医療費の記録にはGoogleスプレッドシートを使いましょう。
↓↓↓ Googleスプレッドシートの紹介ページを貼っておきます。興味のある方はリンク先を参照してくださいね。↓↓↓
↓↓↓パソコン修理・設定・サポートサービスを全国対応で提供している 日本PCサービス さんが詳しく解説してくれていました。↓↓↓
↓↓↓ アンドロイドのスマホやタブレットを使用してる方は下記からアプリをインストールしてみてください。↓↓↓
③確定申告の基準に合わせて集計する
①の説明で「いつ」記録を残すのか
②の説明で「何を使って」記録を残すのか
説明させていただきました。
この③では「どのように」記録を残すのか説明させていただきます。
まずは、「どのように」を決める前に医療費の集計の目的を考えます。
その目的とは確定申告です。
という事は確定申告の医療費控除の集計方法に合わせて医療費の記録を行っていくのが良いですよね。
私は確定申告の医療費控除の集計方法を基にして以下のように医療費を記録しています。
- 医療機関毎に集計
- 保険金は保険の目的毎に集計するので入院と通院の治療費を分けて集計
- 診断書等の文書代は紹介状以外は医療費とみなされないので文書代は別に集計
本当はもっと細かいルール等はあると思いますが私が気にしている点は上記の通りです。
では、もう一度私が行っている医療費の記録の実例を貼らせていただきます。
↓↓↓ こんな感じです ↓↓↓
↓↓↓ 拡大してみました ↓↓↓
- 医療機関毎に集計
- 保険金は保険の目的毎に集計するので入院と通院の治療費を分けて集計
- 診断書等の文書代は紹介状以外は医療費とみなされないので文書代は別に集計
のルールに準じて通院の度に日付・金額・備考を記録していってるだけです。
2021年は入院が無かったので上記のようにとてもシンプルな集計となりました。
Googleスプレッドシートを使用してるので病院帰りにコーヒーを飲みながらタブレットで日付、金額、備考を入力してます。Excelだと自宅PCからしか入力できないから断然Googleスプレッドシートの方が便利です。
Googleスプレッドシートは表計算ソフトなのでもちろんこちらの金額を計算したりはお手の物です。
後から別の形で集計したいと思ってもデータ入力済なので簡単に集計方法を変える事ができます。
本当に簡単なので申し訳ありませんが、こちらが私の医療費の記録のつけ方です。
これを実行するだけでかなりの手間とストレスから開放されるはずです。
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まとめ
正直に言いますと私が医療費の記録をつけ始めたきっかけは医療費控除のためではありません。
以前に書かせていただいた 高額療養費制度 の超過した医療費の償還請求 のために医療費の記録をつけ始めたんです。
↓↓↓ 高額療養費制度の超過した医療費の償還請求の記事です ↓↓↓
それが確定申告の前の時期になって これは使える と思い確定申告の医療費控除の集計にも使うようになりました。
金額計算も楽々ですしね。
そしてGoogleスプレッドシートを私が選んだのは、私が使っているPCにExcelが入っていないからでした。
Googleスプレッドシートを使い始めるとそのデバイス間のシームレスな操作性に只々驚かされました。
マクロを組んで積極的に使用したり、データのやり取りをする仕事で使うのには躊躇してしまう所がありますが個人レベルで使用するのならばもうExcelにこだわる必要は無いかなと感じています。
結論として…
- 毎年医療費控除を受けるような病気にかかっている方
- 確定申告の際に医療費の集計に時間がかかっている方
は以下のように医療費の記録をつける事をオススメします。
上記3の確定申告の提出の仕方に合わせて下記のように工夫してます。
- 医療機関毎に集計
- 保険金は保険の目的毎に集計するので入院と通院の治療費を分けて集計
- 診断書等の文書代は紹介状以外は医療費とみなされないので文書代は別に集計
今回の記事で皆様にお伝えしたい事は
の2点です。
皆様も医療費の記録を残してみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
私が紹介したGoogleスプレッドシートはExcelの機能でしたが、もちろんWordの機能を持ったGoogleドキュメントやパワーポイントの機能を持ったGoogleスライドも用意されてます。
こういった一連のビジネスで使えるGoogleのサービスを GoogleWorkspace といいます。
私は仕事を休職した際に仕事復帰時にテレワークになる可能性も考えて GoogleWorkspace の本を買って勉強しました。ちょっと高くて(¥4,000くらいだったかな)内容の濃い本だったんですけど少し分かりづらかったです。
その本を読んで勉強してブログや障害厚生年金の申立書の下書きにGoogleドキュメントを使ったり、仕事復帰してからはGoogleスライドを使って資料作成をしたりしました。
家でも会社でも外出先でもネット環境があればいつでも作業できますからね。
私のように本格的に使うのではなくて医療費の記録程度に気軽に使うという意味では興味のある方はこんな本を買って読んでみるのも良いかもしれませんね。
使い始めたら本当に手放せなくなりますよ。