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がん治療にはお金がかかります。がん患者にまつわるリアルな病状やお金について書いてます。

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癌で会社を辞める事を考えている方へ~自分の人生を自分自身の手で決めていこう!~

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 どうも、ステージ4がん患者のkknsです。

 

 がん治療が辛くて会社を辞めたいと考えた事がある人は結構いると思います。

 

 でも、ちょっと待って下さい。

 

 会社を辞めたい理由としてがん治療の辛さ以外に 周囲の人への気兼ね だったり 居心地の悪さ といった人間関係が理由で会社を辞めようとしてまいませんか?

 

 そして、退職後の人生設計はできているでしょうか?

 

 最低でも以下の点は確認は取れているでしょうか

  • 失業保険は受給できるのか?
  • 傷病手当金は受給できるのか?
  • 退職後の健康保険はどのようにするのか?
  • 国民年金の支払いはどうするのか?
  • 住民税の支払いはできるのか?

 これらの事項に答えを見つけてから退職しても遅くありません。

 

 自分自身の人生です。

 

 これらの事項に自分自身の手で答えを出してみませんか?

 

 それではよろしくお願いいたします。

 

 

今回の記事を読んで頂きたい方

  • がん治療が辛くて会社を辞めたい方
  • そのご家族の方

 

今回の記事を読んでわかる事

  • 自分の人生を自分の手で決める事の重要性
  • 退職前に決めておくべき事

 

 

 

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癌で会社を辞める事を考えている方に確認していただきたい最低限の6つの事項

 既に転職先が決まっている方等は良いのですが、しばらく自宅でがん治療に専念したいという方以下の5つの事項を確認してください。

 

確認していただきたい事項

  1. 病気やケガで働けない状態の方は 失業保険 を受給できない可能性がある
  2. 会社に所属したまま 傷病手当 を受給できるか検討したか
  3. 障害年金は受給できるのか
  4. 退職後の健康保険は 家族の健康保険の扶養に入る 国民健康保険に加入する 人継続被保険者制度を利用する 自分の場合はどれを選択するのが良いか検討したのか
  5. 国民年金の支払いはどうするのか
  6. 住民税の支払いはできるのか

 

 大まかな所で上記のような事項が考えられます。

 

 会社を辞める前に上記の事項を検討して(場合によっては人に相談して)自分が有利になるような選択をしてください。

 

 「こんなハズでは無かった…」

 

 と後悔しないためにも最終的には自分自身の責任でこれらの事項を決定してください。

 

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癌で会社を辞める事を考えている方に知っていただきたい6つの事項を簡単に説明します

1.病気やケガで働けない状態の方は 失業保険 を受給できない可能性がある

 会社を退職して最初に考えるのが失業保険の受給だと思うのですが、失業保険の受給要件として次の2点が挙げられます

  1. 働く能力と意志がある事
  2. 一定の被保険期間がある事

 

 特に自宅でがん治療に専念したい方は上記1の受給要件が原因となって期待していた失業保険の受給ができない可能性があります。

 

 病気やケガが原因で働けない状態の方は失業保険を受給できないのです。

 

 既に退職されていてすぐに働けない状態の方は 受給期間の延長申請 という制度あありますので早めにこちらの申請の手続きをとってください。

 

2.会社に所属したまま 傷病手当金 を受給できるか検討したか

 がん治療によって退職を考えるほどの体調悪化がある場合はお医者さんの証明があれば傷病手当金を受給できる可能性があります。

 

 その際は退職せずに会社に所属したまま傷病手当金を貰いながら休職するというのも一つの手だと私は思います。

 

 ちなみに私は傷病手当金を貰いながら1年6ヶ月会社を休職いたしました。

 

 傷病手当金の受給要件の一つに「仕事に就く事ができない事」とあるので前述の失業保険と同時に受給する事は基本的にできません。

 

3.障害年金は受給できるのか

 何かしらの障害があるのでしたら障害年金の申請をしてみてください。

 

 障害年金は働きながらでも受給できるので失業保険と同時に受給する事は可能です。

 

4.退職後の健康保険は 家族の健康保険の扶養に入る 国民健康保険に加入する 人継続被保険者制度を利用する 自分の場合はどれを選択するのが良いか検討したのか

 退職後の健康保険の選択肢は3つあります。

  • 家族の健康保険の扶養に入る
  • 国民健康保険に加入する
  • 任意継続被保険者制度を利用する

 

 それぞれの制度の選択によって受けられる社会保障制度や支払う保険料に大きな差が出てきます。

 

 自分の場合どれを選択すれば有利になるかを良く考えて決定してください。

 

5.国民年金の支払いはどうするのか

 病気やケガで退職して無収入になった場合でも国民年金の支払い義務はあります。

 

 収入が無い状態での国民年金の保険料はかなりの負担になってしまいます。

 

 国民年金には免除制度がありますので必ず役所の担当部署に相談してください。

 

6.住民税の支払いはできるのか

 住民税は前年の収入を基に翌5月まで支払う税額が決まっています。

 

 つまり、退職して収入が無くても住民税は翌5月まで支払う義務があるのです。

 

 その住民税にも猶予制度がありますので役所の担当部署に相談してください。

 

 

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まとめ

 癌で会社を辞める事を考えている方は上記の6つの事項について答えが出ているでしょうか?

 

 答えが出ていないのならばすぐに退職はしないでください。

 

 最後に紹介する本等を読んで退職に関する基礎知識を身に付けてください。

 

 基礎知識を身に付けたうえで病院や役所の担当部署と相談してください。

 

 基礎知識を身に付けないまま相談に行っても社会保障制度には専門用語が多いので相手が何を言ってるのか意味がわからないと思います。

 

 そうなると各制度の根本がわからないまま意思決定をしなくてはいけなくなり

 

 「こんなハズでは無かった…」

 

 と後悔する事になってがん治療に専念する事ができません。

 

 相談する事はあっても、最終的には自分の意志で自分の責任で意思決定をおこなってください。

 

 それであれば後悔する事は無くなりがん治療に専念する事ができると思います。

 

 自分の人生です。

 

 癌で会社を辞める事を考えている方へ

 誰かに意思決定を委ねるのではなく、自分自身の手で意思決定を行って退職する・しないを含めて人生設計を再度組み立ててみましょう。

 

 

↓↓↓ 私はこちらの「病気やケガではたらけなくなったときに知っておきたい制度とお金」を読んで社会保障制度の基礎知識を蓄えました。その後周囲の人に相談して後悔する事なくがん治療を継続できています。