
はじめに
がんと診断されると、多くの人がまず「体の健康」を最優先に考えます。しかし、治療が進むにつれて抗がん剤の副作用に苦しめられ、できる事が少なくり、自分に自信がなくなっていきます。その結果「心の健康」が揺らぎ日々の気持ちの浮き沈みと向き合うことが必要になってきます。
さらに、治療によって収入が減り、医療費が増えることで「お金の健康」も大きな課題になります。この**「心」「体」「お金」**のバランスをどう整えていくか…。それが、がん患者としての生き方を考えるうえでとても重要なポイントです。
以前私はこんな記事を書きました。
今回は「心」の健康のお話です。
私自身の経験をもとにがん患者として心の健康を保つために実践していることをお伝えします。
🚨 ここで大事な注意! 🚨
この記事は個人的な経験に基づいたもので、この記事に書いた治療や投資に関する考え方は私個人の考え方です。最終的な治療や投資の判断はご自身の状況に合わせて慎重に行ってください。
- はじめに
- がん患者としての「心」の健康を保つために
- 「心の健康を守る習慣」——がんと向き合いながら心を穏やかに保つために
- 「心」と「体」のバランスを取る工夫
- 「心」と「お金」のバランスを考える
- まとめ——がんとともに心の健康を整える
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がん患者としての「心」の健康を保つために
あきらめることは、終わりではなく始まり
がんになり、今までできていたことができなくなるのは、とても辛いことです。私は、趣味だった釣りやランニング、食べ歩きをあきらめざるを得なくなりました。
とても辛かった…
しかし、その後気づいたことがあります。「あきらめる」ことは、何かを終わらせるのではなく、新しい道を見つけるきっかけになるということです。
例えば、私があきらめたことのひとつに、がんの完治があります。だからといって、生きることをあきらめたわけではありません。
私のがんが完治する確率は、奇跡的な確率です。もちろん、その奇跡を信じてがん治療に邁進する選択もあります。しかし、私は完治をあきらめました。そして、今自分ができることに集中しています。
それは 標準治療をやりきること と 幸せの総量を増やすこと
がん完治に固執してしまうと、自由診療に手を出したり、治療以外のことを何もしなくなってしまう可能性があると感じたのです。
それに自分の楽しみから目を逸らし苦しい抗がん剤の副作用に耐え続けたところでがんが完治するとは限りません。
私はがんの完治をあきらめることで心に余裕が生まれ、残りの人生に楽しみを持てているような気がしています。
むしろ「標準治療をしっかりとやり切ろう」と今の治療に前向きになっています。
私は「あきらめたこと」を数えずに、今「できること」が何なのかを考えるようにしています。
「心の健康を守る習慣」——がんと向き合いながら心を穏やかに保つために
がんになり、生活が大きく変わると、どうしても心の負担が増えます。不安や落ち込む瞬間は誰にでもありますが、心の健康を守るためには日々の習慣を整えることが重要だと感じています。
私は次のような習慣を実践することで、心の負担を軽減し、前向きに生活できるよう努めています。
考えすぎない時間をつくる
がんのことを四六時中考えてしまうと、どんどん気持ちが沈んでしまいます。そこで私は、「何も考えない時間」を意識して作るようにしました。
たとえば、好きな本を読む・ゲームをする・音楽を聴く・ブログを書くなど、「心を休めるための時間」を日常に組み込んでいます。
幸いにして私は在宅での週二日勤務という形態で仕事をさせてもらっています。
体力的には余裕ができたのですが、体の時間が空くと余計な事を考えすぎてしまい苦しんでました。
資格取得なども考えましたが残り少ない人生ならば自分に正直になろうと空いている時間は自分の好きなことをやるように心がけています。
「考えすぎない時間」をつくることは、生きていることを実感できる時間です。
小さな楽しみを見つける
「大きな目標」よりも、「今日できる小さな楽しみ」を大切にするようにしています。
✅ 食欲がある時は好きな食べ物をゆっくり味わう
✅ お気に入りの本を読む
✅ 決まった時間に起きて決まった時間にねる
日常のちょっとした楽しみが、心の健康を守る助けになります。
この小さな楽しみの積み重ねが私にとっての幸せです。
「幸せの総量を増やすこと」につながります。
あきらめたことを数えない、できることを考える
がん治療経験者はわかると思いますが、がん治療を始めると様々なことをあきらめなければならなくなります。
物事をあきらめることが連続すると自己嫌悪に陥り心に悪影響が出てきます。
あきらめたことを数えるよりも、「今できること」を探すことで気持ちが軽くなります。
小さなことでもいいじゃないですか今できることを探してみましょう。
それだけで十分すごいことですよ
「幸せの総量を増やす」ことを意識する
私は、がんの完治をあきらめました。しかしその代わりに、「幸せの総量を増やすこと」を意識しています。
がん完治に執着せず、残された時間をどう充実させるかを考えたことで、心に余裕が生まれました。
それと幸せは総量でかぞえていきましょう。
だれかと比較する相対値ではなく、自分で積み上げていく絶対値で考えましょう。
そうすれば毎日の小さな楽しみが幸せとなって積みあがっていきますから。
「心」と「体」のバランスを取る工夫
がん治療は、どうしても体力を奪います。副作用に苦しむ日もあるし、思うように動けないこともあります。
しかし、体の調子を整えることは、心の安定にもつながると感じています。
例えば、私は決まった時間に就寝、起床、食事をすることを目標にしています。これが達成できるだけでも、気持ちが前向きになります。
ほんとそれぐらいのことで良いと思います。
抗がん剤治療中はできないことが多くなりますよね。
ならば目標のハードルを下げましょう。
自分ができそうな目標まで下げてしまいましょう。
治療が進むと「できないこと」に目が行きがちですが、「できること」を続けるだけでも心が軽くなります。
「心」と「お金」のバランスを考える
がん治療を続ける中で、収入が減り、医療費が増えることで経済的な不安が大きくなります。この不安を減らすことが、心の健康にも大きく関係すると感じています。
私は次のような対策を実践しています。
✅ 生活費の見直しをする → がん治療にはお金がかかります。治療費をねん出するためにも固定費を減らし、ムダな出費を減らしていきましょう。私の場合は幸いにも体力面の考慮から外出が減り物欲が小さくなってきました。これは良いことなのかはわかりませんがお金を使わないことが楽しいのです。皆さん、知ってましたか?お金って使わないと減らないんですよ。
✅ 副収入を確保する → 無理なくできる範囲で収入を増やす方法を模索する。私がブログを書いているのも自分の経験を伝えたいというのもありますが、アフィリエイトから少しでも収入があればとも考えています。がん患者やがん患者家族の方が使いやすい商品の広告を貼るように心がけますのでクリックして商品の確認だけでもしていただけたら幸いです。コロナ禍以降、在宅でできることも増えました。自分の現状、病状と照らし合わせて自分に何ができるか考えてみるのも心の健康にもつながるかと思います。
私はベクティビックスの副作用で皮膚障害が強かったので外出の際は無印良品の日焼け止めを使って紫外線から皮膚を守ってました。これから紫外線が強くなる季節になりますので気になるな方は商品を確認してみてください。
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✅ 医療保険・高額療養費制度を活用する → 日本には高額療養費制度があるので、限度額を理解しておくことで安心感が増える。こういった制度は学校では教えてくれません。私の周辺の人達も詳しくありませんでした。だから自分で調べました。だから自分で勉強して自分で各種制度の申請を行いました。日本は医療保険制度において素晴らしい国です。けれども自分から動き出さないとこういった制度の恩恵を受けることができません。がん患者もがん患者家族の方も自分が受けられる社会保障制度を調べておきましょう。
✅ お金に働いてもらう→これは私の個人的な考えなので全ての人には当てはまりませんが、私は生活防衛資金以外のお金を投資をしてます。昔から少額で投資をしていたのですが、がんになり会社を休み傷病手当金をもらうようになってから本格的に始めました。自分が働けないからお金に働いてもらうことにしたのです。がん治療のため収入が減り支出が増えた私はリスク許容度がとても低いです。ですから長期・分散・低コストで守りの投資を行っております。それが今の私の一番の趣味となっております。
お金があればがんが治る訳ではありません。けれども、お金があるとがん治療の継続、働き方、子供の進学先など様々な選択肢が生まれます。
事実としてお金があると選択肢が増えるのです。
私の場合は選択肢が多ければ多いほど心の安定につながります。幸せになる確率が上がるからです。
心の健康に占めるお金のウエイトってものすごい大きいと私は感じるのです。
まとめ——がんとともに心の健康を整える
✅ あきらめることは、新しい発見のきっかけになる
✅ 不安を軽減する習慣を取り入れることで心の負担を減らせる
✅ できることを続けることで、心も安定する
✅ 経済的な不安を減らすことで、選択肢が増えて心に余裕が生まれる
「心」「体」「お金」は互いに影響しあっています。それぞれを大切に生きていくことが、人生をより充実させ幸せの総量の増加につながるのではないかと思います。