
こんにちは!福岡在住、S状結腸がん(肝・肺転移あり)と診断され、現在も治療と仕事(週2日の在宅勤務だけど)を両立しているkknsです。
今回のブログは6月11日の通院での出来事と、日々の体調の変化、そして多くの方が気になる医療費について私のリアルな体験談を交えながらお伝えしたいと思います。
私と同じようにがんと向き合っている方、これから治療を始める方、そしてそのご家族の方にとって少しでも参考になりそして「一人じゃないんだ」と感じていただけるような記事になれば嬉しいです。
注意点としましては、今回書かせていただいた内容はがん患者である私の経験談を書かせていただきます。この記事を読むがん患者の方やそのご家族は専門的な内容に関しては主治医と相談のうえ自分の治療方針を決定してください。
今回の記事で伝えたいこと
- 主治医との効果的なコミュニケーション術: 些細な体調の変化もどう伝える?質問の仕方、聞き方。
- 治療方針の決定プロセス: 遺伝子検査の結果や今後の選択肢、その心の持ちよう。
- 痛みの管理と新たな処方: 痛み止めの上手な使い方と主治医のアドバイス。
- リアルな医療費: 実際にかかる費用とその備え。
私自身も中学・高校・大学と陸上部で鍛えた体力には自信がありましたが、がんという病は本当に予想もしない形で体と心に変化をもたらします。そんな中でも前向きにそして現実的にがんと向き合うために私が実践していることや考えていることをお話ししていきます。
- 肝臓数値改善!好中球クリアでアバスチン継続できた安堵の瞬間
- 遺伝子検査で判明!アービタックスは使えず…新たな治療薬フリュザクラへの期待
- がん患者のリアルな体調報告術:主治医への具体的な伝え方
- 痛みとの向き合い方:主治医からの新たな処方とジクトルテープの活用
- リアルな医療費公開!今回の通院でかかった費用と経済的な備え
- まとめ
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肝臓数値改善!好中球クリアでアバスチン継続できた安堵の瞬間
6月11日は通院日でした。今回の診察で最もホッとしたのは、悪化していた肝臓の数値が少し改善していたこと、そして好中球が基準値をクリアしていたので予定通りアバスチンを投与できたことです。
今回の血液検査の結果はこちらです。
- WBC(白血球数):4.9
- NEUT(好中球):35.4
- AST(GOT):29
- ALT(GPT):48 H
- γGTP:180 H
- ALP:169 H
- CRP:0.34 H
- CEA(腫瘍マーカー):38.8 H
- CA19-9(腫瘍マーカー):180 H
肝臓の数値(AST, ALT)は前回少し高かったので心配していましたが、改善傾向にあるとのこと。γGTPやALPはまだ高めですが、少しでも改善していることにまずは一安心です。
そして、抗がん剤治療を継続する上で非常に重要なのが好中球の数値です。好中球は体の免疫を司る細胞でこの数値が低いと感染症のリスクが高まり抗がん剤治療が延期になることも少なくありません。私も以前、好中球が低くて治療が延期になった経験があります。今回は基準値をクリアしていたので無事にアバスチンを投与でき、治療が途切れることなく進められることに感謝です。
ただ、一方で少し気になる点もありました。腫瘍マーカーのCEAとCA19-9が微増していたことです。もちろん腫瘍マーカーはあくまで目安でありこれだけで一喜一憂するものではないと頭では理解しています。でも、やっぱりちょっとした変化にも敏感になってしまいますよね。

遺伝子検査で判明!アービタックスは使えず…新たな治療薬フリュザクラへの期待
今回の診察で、前回の血液検査によるがん細胞の遺伝子検査の結果が主治医から伝えられました。結果は「アービタックスは使えない」とのことでした。
アービタックスは特定の遺伝子変異がある場合に効果が期待できる分子標的薬ですが、私の今のがん細胞の遺伝子にはその変異が見られなかったため残念ながら選択肢から外れることになりました。もちろん使える薬が増えるに越したことはありませんが、遺伝子検査によって無駄な治療をせずに済むというメリットもあります。
そして主治医からは今後の治療方針として衝撃的なしかし希望もある言葉がありました。
「次回CT画像検査の結果が悪ければ、今使っているロンサーフ+アバスチンをやめて、フリュザクラに切り替える」とのことです。
ロンサーフとアバスチンは、これまで私の体を支えてくれた大切な薬です。しかし、もし効果が薄れてきているのであれば、新たな治療薬に切り替えるのは、当然の選択です。
私のがん治療は、常に「現状維持」と「次の一手」のバランスで成り立っています。効果がなければ次の選択肢を模索する。これは、がん治療の現実であり、患者である私たちが常に意識しておくべきことだと私は思います。
がん患者のリアルな体調報告術:主治医への具体的な伝え方
診察では私から主治医にここ最近の体調について詳しく報告しました。がん治療中の患者さんにとって、自分の体調を正確に、そして具体的に主治医に伝えることは非常に重要です。私は以下の点を中心に報告しました。
- 体調が特に悪かった期間の特定: 「5/31から6/4の間が特に体調が悪かったです。」と具体的な期間を伝えました。これにより、主治医も原因を特定しやすくなります。
- 痛みの頻度と程度: 「患部の痛みはそれほどでもないのですが、出てくる頻度があがっています。」と、痛みの性質(程度よりも頻度)を強調しました。
- 一番辛い痛みの場所: 「一番痛いのは肩です。」と、最も困っている部位を明確に伝えました。痛みの場所は、治療方針や痛み止めを考える上で非常に重要な情報です。
- 時間帯による体調の変化と微熱: 「午前中体が楽で食欲もあるのですが、午後から微熱(~37.5℃)が出ることが多く、食欲も減退します。」と、時間帯によるリズムがあることを伝えました。
- 既往の症状との関連性: 「以前、病状が悪くなってきたときも同程度の微熱が出ていました。因果関係はわかりませんが、報告します。」と、過去の経験と結びつけて伝えました。これは、単なる症状報告に留まらず、自分の体の変化への洞察を示すことで、主治医との情報共有をより深くする効果があります。
このように、漠然と「体調が悪い」と伝えるのではなく、「いつから」「どんな風に」「どの部位が」「どのくらいの頻度で」といった具体的な情報を盛り込むことで、主治医はより的確な判断を下すことができます。また、自分の体に関心を持ち、変化を言語化して伝えることは、自身の病気と向き合う上でも大切なプロセスだと感じています。
私は学生時代に陸上をやっていたこともあり、自分の体の状態を言語化するのには慣れていると思います。主治医がどう考えているかはわかりませんが病気を治すのはお医者さんの仕事だと考えています。私の仕事は日々の体調管理とそれを正しく主治医に報告することです。主治医が正しい判断ができるようにノイズを減らしつつ自分の体の状態を主治医に伝えることを心がけています。
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痛みとの向き合い方:主治医からの新たな処方とジクトルテープの活用
今回の診察で私は主治医に痛み止めについて質問しました。
「痛み止めとしてカロナールを普段服用していて、頓服としてロキソニンとトラマドールを持っているのですが、カロナールが効かない場合にはロキソニンとトラマドールどちらを服用するべきでしょうか?」
がん患者にとって、痛みは日常生活の質を大きく左右する重要な課題です。。主治医からは、具体的な指示がありました。
「トラマドールを服用してください。ロキソニンの成分で貼るタイプであるジクトルテープを処方するのでそちらも活用してください。」
ロキソニンは、市販でも手に入る一般的な痛み止めですが、トラマドールはより強い痛みに効果が期待できる痛み止めです。痛みの種類や強さに応じて、適切な薬を選ぶことの重要性を改めて感じました。そして、ジクトルテープという貼り薬は、ロキソニンの成分を皮膚から吸収して痛みにアプローチできるため、肩の痛みに悩んでいる私にとっては非常に有効な選択肢だと感じました。
痛みは我慢せず、積極的に主治医に相談し、適切な痛み止めを処方してもらうことが、QOL(生活の質)を維持する上で非常に大切です。(と書くとカッコいいけど、ただただただただただただただただ痛いのが嫌なだけ。私の癌は完治が難しいので痛いのだけは避けようという骨無しチキンな発想からの言動です。)
リアルな医療費公開!今回の通院でかかった費用と経済的な備え
さて、多くの方が気になるであろう医療費についてです。
今回の6月11日の通院でかかった医療費は以下の通りです。
- 病院:35,220円
- 調剤薬局:2,010円
- 合計:37,230円
まとめ
今回の通院で肝臓の数値の改善という良いニュースと、腫瘍マーカーの微増そして新たな治療薬への切り替えという様々な情報がありました。
がんと向き合う日々は常に一進一退です。良いこともあれば少し後退することもあります。でも、大切なのはその一つ一つの変化に一喜一憂しすぎず冷静にに対応していくことだと私は自分の経験上そのように考えていて 体と心とお金の健康 が本当に大切なんだと痛感しています。
- 主治医との密なコミュニケーション: 自分の体調の変化を具体的に伝え、疑問点は遠慮なく質問すること。
- 治療方針への理解と受け入れ: 遺伝子検査の結果や新たな治療選択肢を理解し、前向きに受け入れる心。
- 痛みの管理: 痛みを我慢せず、適切な痛み止めを活用すること。
私は、病気と仕事の両立という課題に日々取り組んでいます。週2日の在宅勤務という形で、体調を考慮しながら働くことができるのは、本当にありがたいことです。
「病気になっても、人生は続く。」
私は、これからもこのブログを通して、私のリアルな体験を皆さんと共有し、同じ病気で苦しむ方々、そしてそのご家族の方々にとって、少しでも希望の光となるような情報を発信し続けていきたいと思っています。
次回はCTの撮影だけですが、その結果次第では新たな治療フェーズに入ります。またその際は改めてブログでご報告させていただきます。
今回の記事が少しでも皆さんの役に立てれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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