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がん治療にはお金がかかります。がん患者にまつわるリアルな病状やお金について書いてます。

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フリュザクラ導入のブログ 入院と医師とのコミュニケーションと治療目的と

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はじめに

こんにちは。福岡市在住のがん患者として日々の治療と生活について綴っているkknsです。S状結腸がんで肝臓と肺への転移が見つかって以来抗がん剤治療を続けています。そんな中、新たな抗がん剤「フリュザクラ」の投与のため7月14日から入院しています。前回の記事でフリュザクラへの挑戦権を得たことをお伝えしました。今回の記事はその続編となるものです。

先日緊急入院し、フリュザクラへの挑戦権を得た際の記事です。こちらも今回の記事をあわせて読んでいただくと時系列を理解しやすくなるかと思います。

kknskkns.hatenablog.com

 

この記事を読んでほしい方

  • 抗がん剤治療中で、定期的に血液検査を受けている方
  • 「フリュザクラ」での治療中、またはこれから使用を検討している方
  • 新しい治療法に挑戦する予定があり、不安を感じている方
  • 自身の病状について、医師とのより良い連携や対話を求めている方
  • 血液検査の数値(特に腫瘍マーカー)が気になる方

 

この記事を読んでわかること

  • 血液検査の記録を「推移」で見ていくことの重要性
  • 検査結果からご自身の考えをまとめ、医師に確認することの大切さ
  • 医師との対話を通じて、正確な情報や知識、そしてご自身の状態を深く認識できること
  • 緊急性の高い病状変化にどう向き合い、乗り越えたかという実体験
  • 自分の治療の目的を忘れないことの大切さ

 

 

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数日間で急変した体への深い恐怖

私が直面したのは、数日間という短期間で体調が急激に悪化していくことへの、まさに「底知れない恐怖」でした。6月25日から6月30日の間に、血液検査のビルビリン(TBIL)の値が驚くほど急上昇したのです。この数値の悪化を目の当たりにした時、「たとえこのビルビリンの問題が解決したとしてもまた別の要因でわずか数日で状態が悪化してしまうのではないか」という漠然としたしかし強い不安に襲われました。正直その時は恐怖が非常に強く、他のことを考える余裕さえありませんでした。

しかし、主治医が6月30日に迅速に血液検査をしてくれたおかげですぐに胆管の閉塞が発見されました。もしあの時、素早い検査が行われていなければ…と思うと、今でも冷や汗が出ます。

 

 

肝機能改善とフリュザクラ(標準治療継続)への道

胆管閉塞が判明した後すぐに胆管ステントを留置する処置を受けました。すると、その翌日である7月2日には急激に悪化していたビルビリン(TBIL)の値が劇的に改善し、現在では平常値に戻っています。ビルビリンの数値が下がるのに比例してAST、ALT、γGTP、ALPといった肝臓の数値も改善傾向に転じました。どうやら肝臓の数値が悪化していた主な原因は、胆管の閉塞によって肝臓の組織がダメージを受けていた可能性が高かったようです。

数値の改善を見た時の安堵感は、本当に大きなものでした。何よりも、これでまたフリュザクラを使ったがん治療(標準治療)を継続できることに心からホッとしました。私の治療の目的は抗がん剤を投与すること自体ではなく、「延命」にあります。その「延命」という目標に向かってやれることがあるということに大きな喜びを感じています。

 

 

血液検査の「推移」から読み取る:医師との対話が深まる瞬間

今回の経験で、私が最も強く感じたのは「血液検査の結果を時系列で追うことの大切さ」です。正直なところビルビリンの数値が急激に悪化していたほど私自身は体調の大きな悪化を自覚していませんでした。しかし、以前から痛みがあった場所が胆管周辺だったので今回の検査結果でその痛みの原因が明確になり、長年の疑問が解消されたのは良いことでした。

「血液検査の結果を時系列で見る重要性」を主治医に直接伝えたわけではありませんが、胆管閉塞の状況や胆管ステント留置によるビルビリンの数値変化に関して主治医と詳細に話し合う機会がありました。自分の体の状態を医師と共有し疑問に感じていたことを確認できたことで、現在の自分の状態を深く認識できたことは今回の入院で得られた非常に重要な学びの一つです。

 

 

新しい抗がん剤「フリュザクラ」導入

現在、私はフリュザクラの新規投与のため7月14日から約1週間程度の予定で入院しています。この入院期間中は「どのような副作用が出るのか」「その程度は重篤なのか」「アレルギー反応は出ないか」といった点を医療スタッフの方が非常に慎重に観察してくださっています。私の病院はフリュザクラの投与経験が少ないため、今回の私の投与が今後の治療の基盤となる可能性もあると伺っています。

まだ入院して間もないためフリュザクラに対する具体的な感想を持つまでには至っていません。しかし、この新しい治療が私の体に良い影響をもたらしてくれることをただただ期待しています。

 

 

治療目的は「延命」

6月25日以降胆管閉塞の治療を優先するため、抗がん剤を一時的に休止していました。その影響もあるのか、今回の血液検査では腫瘍マーカーCEA 62.7、CA19-9 344)が上昇傾向にありました。

腫瘍マーカーの数値は、がん患者にとってどうしても気になるものです。しかし、今回は抗がん剤の休止という明確な理由がありました。抗がん剤を休止したのはビルビリンを含む血液検査の結果が悪化し、特にビルビリンについては緊急で処置が必要だったためそちらを最優先したからです。私の治療の目的は抗がん剤を投与すること自体ではなく、「延命」にあります。だからこそ、たとえ腫瘍マーカーが一時的に上昇していようともまずは緊急性の高かったビルビリンが低下したことに私は心底ホッとしています。がん治療中は一時的な数値の変動に一喜一憂せず、治療全体の大きな流れの中で優先順位をつけて冷静に自分の状態を捉えることが大切だと改めて感じています。

 

↓↓↓赤く色付けした値は異常値 胆管ステント留置翌日からTBIL(ビルビリン)の値は低下し現在は平常値に戻った。そして、AST ALT γGTP ALP(肝臓の値)も徐々に低下している。腫瘍マーカーCEA CA19-9)は6/11より上昇しているが、「ビルビリンの値が危険値であること」「治療目的は延命であること」から腫瘍マーカーのことよりもビルビリンの値への対応を優先したので当然の結果である。↓↓↓

血液検査推移

 

 

 

まとめ

今回の経験を通してがん治療において「自分の体の声に耳を傾け、血液検査の数値を理解し、そして何よりも医師と積極的に対話すること」がどれほど重要かを身をもって学びました。特に、フリュザクラという新しい治療への挑戦権を得た今、この学びは私にとって大きかったと感じています。

抗がん剤治療中で血液検査を受けている方、これからフリュザクラを使用する予定の方、または新しい治療に臨む方であれば、ぜひご自身の血液検査の結果を「時系列の推移」として確認してみてください。そして、少しでも疑問に感じたことやご自身の考えがあれば担当の医師に質問し確認してみてください。

あなたの体の状態を最もよく知るのはあなた自身であり、それを専門知識を持つ医師と共有することで、より良い治療へと繋がっていくはずです。私はこれからも自分の体と向き合い、主治医と時間稼ぎ(延命)をしていきたいと思います。

 

この私の体験が、がん患者さんやそのご家族の皆さんの何かしらの役に立てれば幸いです。皆さんの治療が少しでも良い方向に向かうことを心から願っています。

 

 

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