
はじめに:がん治療中の「無気力」に悩んでいませんか?
「がん」と診断されてから、抗がん剤治療や手術、様々な検査を繰り返す日々。心も体も疲弊して何もする気力が湧かない。そんな「無気力」な状態に陥っていませんか?
私自身S状結腸癌と診断され肝臓と肺に転移があるがん患者です。抗がん剤治療の副作用と向き合いながら福岡市で生活しています。
今回の記事では、フリュザクラという抗がん剤の休薬中に経験したひどい倦怠感と無気力の症状、そしてそこから抜け出すために私が行ったことについて実体験を交えてお話しします。
この記事を読んでほしい人
- 抗がん剤治療中の「倦怠感」や「無気力」に悩んでいるがん患者さん
- 副作用で食欲不振や味覚障害に苦しんでいる方
- がん患者の家族として、患者の心の状態を理解したいと思っている方
- 小さなきっかけで生活に変化をもたらしたいと考えている方
この記事を読んでわかること
- 抗がん剤治療による倦怠感や無気力が生まれるメカニズム
- 専門家が推奨する腎臓に優しい食事や生活習慣
- 「完璧にやらなくてもいい」という考え方が心の負担を減らす理由
- 小さな一歩が、どうやって前向きな気持ちを生み出すのか
- はじめに:がん治療中の「無気力」に悩んでいませんか?
- この記事を読んでほしい人
- この記事を読んでわかること
- フリュザクラ休薬、そして突然の「無気力」
- 主治医の言葉と腎臓への負担
- 無気力からの脱出!私が見つけた「小さな変化」
- 完璧を求めない勇気と、前向きな気持ち
- さいごに
フリュザクラ休薬、そして突然の「無気力」
抗がん剤フリュザクラの休薬を始めてからもひどい倦怠感が続き仕事は週2日の在宅勤務のみなんですが、それ以外の時間はただひたすら眠るか何もせずに時間が過ぎていくのを眺める毎日でした。
「どうしてこんなに体がキツイんだろう」
「何のために生きているんだろう」
そんな思考が頭の中を駆け巡り睡眠薬の力を借りて一日を終えることもありました。何もかもが億劫になり、次第に「無気力」という重たい症状が私を支配し始めたのです。
主治医の言葉と腎臓への負担
定期診察で尿蛋白の数値がなかなか下がらないという問題が浮上しました。主治医からは、「尿蛋白が下がらなくても、それは腎臓が頑張ってくれている証拠です」という言葉をいただきました。
この言葉になぜか心が少し軽くなったのを覚えています。同時に腎臓にこれ以上負担をかけないよう、食事や生活習慣を自分なりに見直しました。
- 塩分を控えめの食事を心がける
- カフェインの摂取を控える
頭では分かっていてもフリュザクラの影響か味覚が鈍ってる私は塩分を抑えるのは難しく、カフェインを完全に断つこともできませんでした。それでも、「できる範囲でやってみよう」と、完璧を求めないように意識しました。
無気力からの脱出!私が見つけた「小さな変化」
仕事が週2日になり生活にメリハリがないと感じていました。そこで安易に動かせない旅行という「楽しい予定」を作ることで、生活に「強弱」をつけようと考えたのです。
旅行の計画は完璧には進んでいません。それでも、ガイドブックを眺めたり、行きたい場所をリストアップしたりする時間は無機質な日々に彩りを与えてくれました。
するとどうでしょう。旅行の計画を立て始めた頃から、少しずつ体に変化が現れ始めました。
- 朝早く起きれるようになった
- 食欲が出て、食事が美味しく感じられるようになった
- 体を動かしても、以前ほどの疲労感が少なくなった
- 久しぶりに何かを買いたいという「物欲」が湧いてきた
これらの変化は、すべて「気のせい」かもしれません。塩分制限もカフェイン摂取も完璧にはできていません。しかし、それでも「体調が良い感じがする」という、この効果が出ている感じが、今の私にはとても心地良いのです。
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完璧を求めない勇気と、前向きな気持ち
がん患者は、どうしても「完璧に治療を成功させたい」「完璧に健康な生活を送りたい」と考えがちだと思います。しかし、無理をしては心が疲れてしまいます。(私が実際にそうでした)
私は今回、「完璧にはできていないけど、前向きな変化が起きている」という感覚を大切にすることを選びました。この「完璧ではないけど効果がある」という考え方が、心と体の負担を軽くしてくれることに気づきました。
大切なのは、「できる範囲で」「少しずつ」前に進むこと。がん治療は長丁場です。完璧を求めすぎず、自分のできるペースで、小さな変化を見つけていくことが、心と体を守る上でとても重要だと感じています。
このブログが、今まさに同じような悩みを抱えている方の一助になれば幸いです。
さいごに
がんという病気は、時に私たちの生活から「色」を奪い、「無気力」という影を落とします。
しかし、立ち止まってしまうようなつらい状況でも
- 旅行の計画を立てる
- 好きなものを一つだけ食べてみる
などほんの小さな変化が、再び前向きな気持ちを連れてきてくれるかもしれません。
もし今、あなたが無気力に陥っているのであれば、まずは「完璧にやろう」というプレッシャーを手放してみませんか?そして、ほんの少しでいいので、今の自分にできる生活に変化をもたらすきっかけを探してみてください。その一歩が、きっと未来の自分を動かす力になるはずです。
そしてがん患者家族の皆様へ、がん患者は私のようにデータや画像でみられる前向きな変化と同じくらい小さな変化で前向きな気持ちを呼び起こすと思います。がん患者とコミュニケーションをとる際はその事を念頭に入れておくと良いコミュニケーションがとれるかと思います。
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