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がん治療にはお金がかかります。がん患者にまつわるリアルな病状やお金について書いてます。

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【フリュザクラ休薬のリアル】がん患者のブログ 数値に翻弄されたくない

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はじめに

がん治療中の皆さん、こんにちは。福岡で暮らしてるがん患者のkknsです。

私たちは治療を進めるにつれて、さまざまな体調の変化を経験しますよね。食欲がなくなったり、だるさを感じたり。そして、それ以上に心を揺さぶられるのが、定期的に行われる血液検査です。特に腫瘍マーカーの数値

「体調はいいのに、どうしてこんな数値に…」

そう思ったことはありませんか?実は先日、まさに私がその状況に直面しました。今回は抗がん剤フリュザクラを休薬した際のリアルな体験と腫瘍マーカーの急増に落ち込んだ心をどうやって立て直したかをお話ししたいと思います。

 

この記事を読んでほしい人

  • がん治療中で、特に腫瘍マーカーや血液検査の数値に不安を抱えている人
  • 抗がん剤フリュザクラなど副作用に悩んでいる人
  • 体調がいいのに数値が悪化して精神的に落ち込んでいる人
  • 緩和ケアや主治医に何を相談すればいいか悩んでいる人
  • がん患者の家族として、どう支えたらいいか知りたい人

 

この記事を読んでわかること

  • 私の診察で判明した、腫瘍マーカーの急増とその時の心境
  • 体調の良し悪しと数値の変動が必ずしも一致しない理由
  • 弱った心を立て直すために、緩和ケアチームや主治医に相談したこと
  • 診察や緩和ケアにかかる費用とその価値
  • 数値に一喜一憂せず、今を楽しむためのヒント

 

 

私はがんが肝臓に転移していてお酒は飲まない方が良いに決まっているのですが主治医に相談の上少量の飲酒の許可をいただきました。さすがに量多く飲酒できる体調でもないので少し良いお酒を少量チビチビ飲む事として前から飲んでみたかった余市を購入しました。がん患者でも主治医の許可を得てお酒を嗜んでみてはいかがでしょうか。(最近ようやく国産ウイスキーバブルも終わりが見えてきて価格も落ち着いてきましたしね)

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【がん闘病記】高血圧と尿蛋白…フリュザクラ休薬と腎臓への配慮

9月10日の診察日まで、私は比較的体調が良かったです。食欲も旺盛で痛み止めも頓服のナルラピドを使わずに普段飲んでいるワントラムだけで痛みがコントロールできていました。

ところが少し気になることがありました。連日、下の血圧が100を超えていたのです。特に9月5日には、上が150、下が115にまで跳ね上がりました。これはさすがにまずいと思いすぐに主治医に連絡。指示通りに抗がん剤フリュザクラを一旦休薬することになりました。

診察当日の血液検査と尿検査の結果は私を少し混乱させました。

尿蛋白が3+。UP/Cr比も2.89。

主治医は、この数値を見て「腎臓にダメージが来ている」と判断しフリュザクラの休薬を継続することになりました。さらにこれまでの薬よりも強いニフェジピンという血圧の薬を処方していただきました。

体調はいいのに検査結果は悪い。この時はまだこれから起こる衝撃の序章に過ぎませんでした。

 

 

【衝撃】腫瘍マーカーが倍増…心が折れたその瞬間と向き合った方法

血液検査の結果を主治医と一緒に確認しているとき、私の目に飛び込んできたのが、腫瘍マーカーの数値でした。

CEA: 64.5

CA19-9: 574

特にCA19-9が倍増していたのです。

「え、なんで…」

体調が良いから、きっと数値も安定しているはずだと勝手に思い込んでいた私にとって、この結果は強烈なパンチでした。体が「大丈夫だよ」と言っているのに、数値は「進行しているよ」と警告している。この矛盾が、私のメンタルを大きく揺さぶりました。

さまざまな不安が頭の中を駆け巡りました。

まず、主治医に不安な気持ちを正直に伝えました。すると、主治医は「腫瘍マーカーはあくまで目安です。画像検査の前倒しを検討しましょう」と提案してくれました。

私は「腫瘍マーカーの数値だけで全てが決まるわけじゃない」という言葉を改めて自分に言い聞かせました。体調が良いならそれは前回処方されたステロイドの影響もあるのかもしれない。でも、実際に元気に過ごせている事実を大切にしよう。

そう考えることにしたのです。

血液検査 尿検査 結果

 

 

弱った心を立て直す|緩和ケアチームと考える「今」と「未来」

主治医との診察とは別に緩和ケアチームの先生とも話す機会がありました。

痛み止めの頓服を使わなかったことや、10月17日から始まる北海道旅行について報告しました。先生は「旅行の後はどうするの?ぼんやりとでいいので考えておいてね」とアドバイスをくれました。

この言葉が、私の中で大きな意味を持ちました。

「旅行が終わった後も治療は続くんだ」

そう思った瞬間、北海道旅行は単なる遊びではなく私にとって「治療中のアクセント」に変わりました。そして、11月には実家への帰省も予定しました。

腫瘍マーカーが倍増したショックで、一時は「自分の死後のこと」まで考えました。でも、それは決してネガティブなことではないと今は思っています。むしろ、限りある時間をどう生きるか、どう楽しむか、を考えられるきっかけになったのです。

また、自分の死後に残される人達が困らないように自分でできる範囲の事はやろうと動き始めました。

 

 

医療費はいくら?費用を抑えながら心のケアをする方法

さて、ここで少し現実的なお話をさせてください。

今回の診察でかかった費用は以下の通りでした。

  • 腫瘍内科診察代:3,590円
  • 緩和ケアチーム診察代:110円
  • 薬代:6,450円(フリュザクラは休薬のため処方なし)

合計すると1万円ほど。決して安くはありませんが、私が驚いたのは緩和ケアチームの診察代がたった110円だったことです。

腫瘍マーカーが倍増して心が折れそうだったとき、私は緩和ケアの先生に「北海道旅行の報告」や「旅行後」について話しました。そして、先生は私に寄り添い温かい言葉をかけてくれました。

「たった110円で、これほど心のケアをしてもらえるのか…」

この金額でメンタル面をサポートしてもらえるなら、積極的に利用しない手はありません。がんと診断されると、私たちは「体」の治療にばかり意識が向きがちです。しかし、治療は長期戦。お金の面でも負担が大きい中で、心を安定させるためのサポートを安価に受けられるのは、本当にありがたいことだと感じました。

もし、あなたが今、精神的に疲れていたり、誰にも言えない不安を抱えていたりするなら、迷わず緩和ケアチームに相談してみてください。きっと、あなたに寄り添い、心を軽くしてくれるはずです。

私はたまたまこのような緩和ケアチームのサービスを受けることができていますが、そういったサービスを受けられない方や合わない方がいるとは思います。でも、今一度自分が通院している病院や自分の周囲でそういったサービスが受けられないか探してみたほうが良いかと思います。病状により体もメンタルも厳しい状態になったら中々動き出せないですからね。

 

 

まとめ

がん治療は良い時もあれば悪い時もあります。体調が良いからといって数値が全て良くなるわけではありません。そして、その逆もまた然りです。

今回の診察を通して私は「数値に一喜一憂せず、今の自分の感覚を大切にすること」そして「一人で抱え込まずに、緩和ケアや主治医、周りの人を頼ること」の重要性を再認識しました。

腫瘍マーカーは、あくまで私たちの治療の「目安」の一つに過ぎません。その数値が指し示す方向がたとえ予想と違っても私たちは進んでいかなくてはいけません。

私の場合は北海道旅行やその先に目を向けることで、私の心は少しずつ元気を取り戻しました。この記事を読んでくださったあなたも、もし今、数値の変動に悩んでいるなら、一度立ち止まって、「今の自分」がどうしたいかを考えてみてください。

そして、がん患者のご家族の方たちはがん患者の話を聞いてあげて寄り添ってくださいね。