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がん治療にはお金がかかります。がん患者にまつわるリアルな病状やお金について書いてます。

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緩和ケアとは?余命宣告される前から準備しておこう!!

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 どうも、ステージ4がん患者のkknsです。

 

 私は先日、病院のソーシャルワーカーさんに緩和ケアの説明を聞いてきました。

 

 そこで本日はその事について書かせて頂きたいと思います。

 

 

 緩和ケアとは?

 がん自体を治療する事を目的とするのではなく、がんに伴う心と体のつらさを和らげる所が 緩和ケア と呼ばれる所です。

 

 私は 死ぬ事 は怖いが、 がんやがん治療に伴う症状や痛み の方がもっと怖いです。

 

 ですから、緩和ケアの情報を早めに集めたいと思いソーシャルワーカーさんに時間を取ってもらいました。

 

 私のように 死ぬ事 よりも がんやがん治療に伴う症状や痛み に恐怖を感じてる人って多いと感じてます。

 

 そんな方は最後まで今回の記事を読んでいただけたらなと思っております。

 

 それではよろしくお願いいたします。

 

 

今回の記事を読んで頂きたい方

  • がん患者全員
  • がん患者家族全員
  • がんやがん治療に伴う症状や痛みに恐怖を感じている方

 

今回の記事を読んでわかる事

  • 緩和ケアの準備は早めに行おう
  • 緩和ケアの準備は可能であればがん患者本人が主導権を握って進めていこう

 

 

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緩和ケアは余命宣告される前から準備が必要?

 こちらの表題に対する回答は 緩和ケアは余命宣告される前から準備が必要 と私は考ます。

 

 そして、その 緩和ケアの準備は可能な限りがん患者本人 が主導権を握って進めていくべき だとソーシャルワーカーさんの話を聞いて強く思いました。

 

緩和ケアの準備には時間がかかる

 緩和ケアに 外来/入院 するには下記のようなステップが必要との事でした。

①面談(見学)予約(私の場合は、がん治療してる病院から緩和ケア科のある病院に予約を入れてくれるそうです。)

  ↓ 1~3ヶ月待ち

②面談(見学)及び私の意思決定

  ↓

③主治医の紹介状

  ↓

④緩和ケア科で検討会議

  ↓

⑤外来/入院

 

 ソーシャルワーカーさんの話では現在の福岡県の状況では①から②の間で最低1ヶ月はかかるそうです。

 

 それ以外のステップでもそれなりの時間がかかるものと思われます。

 

 余命宣告されてから緩和ケアを考え始めていては時間が足りないという事がわかると思います。

 

緩和ケアの準備はがん患者が主導権を握る

 がん患者本人が高齢であったり病状が進行しているのであれば仕方ありませんが、そうでない場合はがん患者自ら緩和ケアの準備を進めていってください。

 

 がん患者本人が緩和ケアの準備をするのは「」だと思う気持ちは痛いほどわかります。

 

 けれども、がん患者家族からがん患者本人に緩和ケアの話を切り出すのは「もっと嫌」だと思います。

 

 ですから、緩和ケアの準備はがん患者本人が主導権を握って進めていきましょう。

 

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ソーシャルワーカーさんからの説明 

 ソーシャルワーカーさんからは主に以下の5点の説明を受けました

  1. 緩和ケアの役割
  2. がんと言われた時から始まる緩和ケア
  3. 緩和ケア科のある病院は少ない
  4. 緩和ケア科の受診方法は3種類ある
  5. がん患者本人の意志が一番大切

 

1.緩和ケア科の役割

 緩和ケア科の役割とは写真のようにがん自体を治したり進行を遅らせたりする事を目的とはせずに、がんやがん治療によって発生する心や体のつらさを緩和する事を目的としています。

 

モザイクを入れてる所が現在かかっている病院 がん自体に働きかける治療を行っている

 

2.がんと言われた時から始まる緩和ケア

 ソーシャルワーカーさんが描いてくれた写真下部の図に注目していただきたいです。

ソーシャルワーカーさんが書いてくれた図が一番わかり易い

 緩和ケアとは治療方法が無くなった人が行く所ではなく、がん宣告された時から通い始めるべき所という事でした。

 

 がんによって発生する症状は個人差はありますが、がんの進行に関わらずでてきますからね。

 

 ですから、進行がんの方はすぐにでも緩和ケアを検討してみる価値はあると思います。 

 


3.緩和ケア科のある病院は少ない

 まずはこちらの表をご覧ください

福岡県下で35病院しか緩和ケア病棟を有する病院はありません

 こちらは福岡県において緩和ケア病棟を有する病院の一覧表です。

 福岡県で緩和ケア病棟を有する病院はこれだけしかありません。

 

 自分が住んでいる地域によっては遠方にしか緩和病棟が無いという人もいると思います。

 

 自分が動ける内に、そして冷静な判断ができる内に緩和ケアについて真剣に考える必要があると思います。

 

4.緩和ケアの受診方法は3種類ある

 私は緩和ケアは 入院 しか無いのかと思っておりましたが、受診方法は3種類あるとの事でした。

 

緩和ケアの受診方法

  1. 入院
  2. 通院
  3. 在宅療養

 

 通院であれば がん治療 との両立が図れますね。

 

 がん治療はがん治療の専門家が行い、それに伴う症状の緩和は緩和の専門家が行ってくれる。

 

 うん、悪い話ではないと思う。。。

 

 もちろん、それぞれの病院で病状や症状の情報は共有してくれるとの事でした。

 

 これは安心ですね。

 

5.がん患者本人の意志が一番大切

 緩和ケアは がん患者本人がどう過ごしたいか という事がとても大切になるそうです。

 

 だから緩和ケアというのは準備段階からがん患者本人の意見がとても大切になります。

 

 だからがん患者本人が主導権を握って準備を進めていくのが一番良いそうです。

 

 がん患者家族は緩和ケアの事をがん患者本人には話しづらいでしょうからね。

 

 逆に言うとがん患者家族の皆様は緩和ケアに関しては可能な限りがん患者本人の意向を汲んでもらえたら嬉しいです。

 

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まとめ

  • 緩和ケアの準備は早めに行おう
  • 緩和ケアの準備は可能であればがん患者本人が主導権を握って進めていこう

 

 私は冒頭にも書いた通り がんで死ぬ事 よりも がんやがん治療に伴う症状や痛み に恐怖を感じています。

 

 それが緩和されるのであれば長く 生きる 事への希望にもつながるし、QOLも向上すると思います。

 

 私と同じように進行がんで治療を続けている方々へ  皆様も緩和ケアの準備を始めてみてはいかがでしょうか。。。

 

 

 

 私はまだ未読ですが、アマゾンのレビューが高評価のこちらの本を読んで緩和ケアへの理解を深めたいと思います。

 

 

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