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がん治療にはお金がかかります。がん患者にまつわるリアルな病状やお金について書いてます。

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がん患者の自分が体に起こった事を淡々と伝える話 ~~その7~~

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 家族全員で楽天モバイルアンリミテッドを申し込んだが、当然のごとく福岡に住んでいる私の家は楽天モバイルの圏外なkknsです。本日も前回の続きです。。。

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 今回は私のお話の第7回目、皆様ご一読ください。

目次

 

 H30.12.10~R01.06.12 抗癌剤投与期間

 前回書いた通り最初の抗がん剤ゼロックス療法)はG病院に入院して行いました。初めて抗がん剤を投与した12月から翌年の6月までの抗がん剤投与となりました。その間の主な副作用としては前回書いた通り

  • 手先足先の痺れ
  • しゃっくりが止まらない
  • 倦怠感

     

  上記の副作用は常時出てきていて、しゃっくりや倦怠感はオキサリプラチンの点滴をした後の数日間に強く出てきました。

 特に手先足先の痺れは強く出て、常時手袋をしていたのは前回お話した通りです。

 

kknskkns.hatenablog.com

  

 また、しゃっくりも地味に嫌でしたね。

 会社内で真面目な打ち合わせをしている時に止まらなくなってしまって恥ずかしかった記憶があります。しゃっくり止めの薬があることもこの時に初めてしりましたが、私にはその薬は効かなっかたかな。人を選ぶ薬なのかもしれません。

 

 倦怠感も常にあり、考えることが阻害されてしまい何事も生産性が低くなってしまいました。

 ちなみにこの期間の仕事のミスは「抗がん剤の影響で集中できなかった」で乗り切りました。。。

 

 その他にも常時ではありませんが、時折下記のような副作用も出てきました。

 これらは、抗がん剤の副作用というよりはがんという病気に罹った事から来る精神的なものかもしれません。

 睡眠障害に関しては早朝覚醒してしまったり、逆に起きれなかったりした事がよくありました。睡眠時間が不安定になると日中の精神状態が不安定になってしまいますよね。

 

 便秘に関しては私が大腸を切除した事で敏感になりすぎたのかもしれません。でも、数日間排便が無いと不安な気持ちになってしまいましたね。

 ちなみに私の感覚では大腸切除の手術以降は快便という感覚を味わっていません。少量の便が何回かに分かれて出てくるといった感じです。私はS状結腸を手術したのでこんな感覚ですが、他に大腸を切除した方はどんな感覚なんだろう?大腸手術の経験のある方よかったら排便について語り合いませんか??

 

 このような感じで様々な副作用に悩む事となりましたが、N先生はこれでも副作用は軽い方と言われまして副作用が強く出る方は本当に大変だと思います。

 

 抗がん剤は途中まで順調にいっておりましたが、第5セット完了後の血液検査の結果で身体にダメージが出てきたので副作用の強いオキサリプラチンの使用を第6セットより中止となりました。

 N先生得意のデータでは、オキサリプラチンは全体総量の70%~80%の投与でも効果はそれほど変わらないので投与を止めて身体を回復させるとの事

 先述の「痺れ」と「しゃっくり」はオキサリプラチンの副作用だったので抗がん剤投与の終盤はこの副作用もだんだんと和らいでいきました。

 

 N先生は「日常生活を送りながらのがん治療」を治療方針として上げてましたので、抗癌剤投与以外の日常生活ではガマンしなければいけない事はありませんでした。

 お酒なんかも通常通り飲んでましたね。この期間は。この辺はお医者さんによって違うかもしれませんけどね。

 

 

R.01.07.05~R01.07.06 G病院CVポート抜去

 血栓が詰まって使えなくなっていたCVポートは、この時期まで身体に入れっぱなしでした。というのも私の場合は抗がん剤治療が優先され、抗がん剤投与期間は身体が弱っているため手術を避けてCVポートは使えなくても身体に入れっぱなしにするという判断でした。

 日常生活ではあまり意識をする事がありませんでしたけど、裸になると右肩付近が異常に隆起していて不気味な感じでした。

 地味に車のシートベルトを締める時にそのシートベルトがCVポートに当たって痛かったのが嫌でした。静脈の向き等の事情があるんですが、せめて左肩につけたかったなぁ。

 それがようやく7月にCVポート抜去の手術となりました。

 感想としては…

 

 うん、G病院は手術室もかっちょええ。 

 病院に個性ってあるなって再認識…

 

 簡単な手術とはいえ1泊2日で帰れるとは思っていませんでした。部分麻酔の手術中もN病院のCVポート取り付け時とは違って怖さは無く、さすがG病院と感じました。

 

R.01.10.03 G病院にて大腸カメラ

 抗がん剤を終えて大腸カメラにて術後の経過を確認する事となりました。

 初めてやりましたけど、準備段階の下剤(液体1.8リットル)を飲んで腸の中の便を全部出すという作業は何気にしんどかったですね。またその便を女性の看護士さんに確認してもらうのもハズカチイ。

 カメラを入れるときは睡眠状態でやったので記憶はありません。N病院で怖い思いが続いたので思わずお願いしてしまいました。

 検査結果はがんの再発は認めないという結果でした。

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R01.10.30~R01.12.11 N病院にてピロリ菌除去

 私の勤め先は健康診断をN病院で行っており、その際の胃カメラでピロリ菌が発見されたので胃の洗浄を行う事となりました。

 N病院には久しぶりに足を運びましたが、前回の入院時の事がフラッシュバックされて「なんだかなぁ~。」と阿藤快降臨

 結局ピロリ菌はうまく除去されて、N病院の処置では初めて上手くいったという感じでした。

 これで胃がんのリスクはだいぶ減りました。

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 検査を終えて久しぶりにN病院の売店で何か買おうと売店を覗くとそこには…

 

 

 魔女が…

 

 

 売店の前を早足で通り過ぎたことは言うまでもありません。

 

 俺「あがががががががが」

 

 やっぱりフラッシュバックが…

 

 

R.01.12.12 G病院にてCTスキャン

 抗癌剤が終わって2回目のCTスキャンでした。1回目のCTスキャンの際は何も発見されなかったので安心して検査を受けました。この時の感想が「数ヶ月に一度の検査、まるで命の査定をされているみたいで面白くないですね。これが後4年も続くのか…。」と謙虚さが感じられない感想ですね。戸愚呂兄弟が出てきて「おまえもしかしてまだ、自分が死なないとでも思ってるんじゃないかね?」と聞かれそうです。

 

 むしろ今ではjrが大学を卒業するまでの4年間は生きたいなと考えているから本当に自分勝手な性格だなと思っています。

 

 この時の検査で肝臓に転移が見つかるのですが、長くなってきたので続きは次の機会とさせてください。

 

 それでは、今日の報告です。

 

 

今日の報告

今日の体重 63.5kg

今日の体温 36.8度

今日の運動 Walking無し 腕立て伏せ(ひじ閉め)x10回 腕立て伏せ(ひじ開き)x10回 腹筋x5回 ハーフスクワットx10回 フロントラウンジx10回 を2セット

今日の痛み 腰痛 手術跡

今日の備考 今日は雨が降っていたのでWalkingはしなかった。雨がやんでたら夜は散歩してみよう。その分リハビリの筋トレを2セット行った。少し手術跡に痛みがある。

19日から抗癌剤が始まる。体調が良いのも明日までなので、ご飯をいっぱい食べるようにする。