嫁曰く「私、目だけは良かったんだけど流石に視力が落ちてきた。」ワイ曰く「そうだよね。目だけは良かったのにね昔から。」jr曰く「うんうん、そうそう。目だけは良かったのにね。」
今回はこんなお話し
私は現在会社を休職して治療に専念しております。もちろんその期間は無収入となり、社会保険より支給されている傷病手当金を収入の柱としております。
以前お話しした通りその傷病手当が2020年4月20日までしか受給できない可能性がありました。
その問題に直面している時の記事を貼っておきますね。
⇓⇓⇓⇓⇓ その時の最大の問題点がお金でした。 ⇓⇓⇓⇓⇓
結果として2020年4月21日以降も傷病手当金の支給が決定して受給できるようになりましたが、その際に力を貸していただいたのが病院の「医療ソーシャルワーカー」のMさんでした。
傷病手当金の給付は難しいのかなと思っていたので、諦めないで良かったと思いました。
給付が決定した時の記事も貼っておきます。
⇓⇓⇓⇓⇓ 何事も諦めてはいけませんね。⇓⇓⇓⇓⇓
本日は私が「医療ソーシャルワーカー」に相談した際の経験に基づいて、私達患者側がするべきことを書かせていただきます。
私達患者側がするべきこととは、「記録する事」と「相手に伝わる事」の2点だけです。
簡単な事なので最後まで読んでいただければと思います。
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「医療ソーシャルワーカー」のMさんとの出会い
私が傷病手当金の支給期間の問題に直面した時にまず相談したのが、「会社と契約していた社会保険労務士の先生」でした。
傷病手当金は会社と契約している社会保険労務士の先生を通して申請していたので、社会保険労務士の先生は明確な回答を持っていると思っていました。
しかし、私の場合は複雑な状況だったため(詳細は上記の過去記事を参考してください。)社会保険労務士の先生から明確な回答をいただけませんでした。
主治医のN先生からの勧めもあって病院の「医療ソーシャルワーカー」に傷病手当金の相談をする事となりました。
そこで出会ったのが「医療ソーシャルワーカー」のMさんでした。(以下Mさん)この方はサバサバとしたいかにも仕事ができそうな私がちょっと苦手とするタイプの女性でしたが、とても頼りになりこの方のお陰で傷病手当金の受給までたどり着けました。
ちなみに「医療ソーシャルワーカー」というお仕事は病院で患者や家族が抱える問題の解決のために調整等を行う仕事をする人との事です。つまり、直接的に問題を解決するのでは無くて調整役として間接的に問題解決を推し進める役割という事ですね。
私が相談した事
Mさんからの回答
- ⇛これは、私のほうでも2020年4月21日以降も受給できるようになるかはわかりません。しかし、kknsさんは前回の手術から復職して13ヶ月勤務しています。これは傷病手当金という制度の中で社会的治癒というものがみなされる可能性もあって、それが認められれば傷病手当金を2020年4月21日以降も受給できます。但し、申請書の書き方など気をつけない事があるのでそれを今から打ち合わせましょう。
- ⇛傷病手当金の受給が認められなければ「障害厚生年金」という制度があるのでそちらを申請した方が良いと思います。但し、傷病手当金より金額も少なく審査も厳しく受給まで時間がかかります。ですから、傷病手当金を申請するのと同時に障害厚生年金も申請をしましょう。
Mさんからは、「傷病手当金」や「障害厚生年金」は申請書でしか審査しないので申請書の書き方には気をつけなければいけないとも言われました。
Mさんに相談して
相談して全てが解決した訳ではありませんでした。ですが、やるべき事がハッキリとしたので精神的に不安定になる事はありませんでした。
私の場合は自分のやる事が多くなる不安よりも、先がわからない事の方に不安を感じてしまうタイプなので目の前にやるべき事ができたので大分落ち着くことができました。
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Mさんが行った事
Mさんが行った事と言えば…
そうなんです。
「医療ソーシャルワーカー」の仕事の所でも書きましたけど正に調整役をしていたんですよね。
Mさんがやっていたのは主に以下の4点でした。
- 私からの病状の経緯のヒアリング
- 各種申請の際に必要な書類のピックアップ
- 私が書いた申請書の添付書類の添削
- 病院内の調整
特に4の病院内の調整はまさに「医療ソーシャルワーカー」のお仕事だなと感じました。
病院が出す「診断書」と言われるものはあくまで医師が書きます。医師はその診断書を書いた事に責任を持たなければいけないので、虚偽の内容などは書くことができません。
ですから、お医者さんは間違った事を書かないように事実を簡単に書く事が多くなるそうです。
そうなると「傷病手当金」や「障害厚生年金」の審査に対する情報が足りなくて審査に落ちる可能性があるそうです。
そこで、Mさんから主治医のN先生に「この様に書いてください」とか「この文言を入れてください」とかを伝えてもらいました。
正に病院内の調整役ですよね。
結果として傷病手当金は2020年4月21日以降も受給できています。
これもMさんの確実な仕事のお陰であると思っています。
Mさんのお陰で私は落ち着いて書類の準備ができて精神衛生上とても良かったと思っています。
やれる事を目の前に出してくれた時は本当にありがたかったです。
「医療ソーシャルワーカー」というお仕事は病院内では決して目立つ仕事ではないかもしれません。けれども、患者側からすれば本当に必要な仕事であると思います。目指している方がいれば調整役として患者側の問題解決に協力をお願いします。とてもやりがいのある仕事であると思います。
まとめ
このように今回は「医療ソーシャルワーカー」のMさんの仕事ぶりを書きましたが、「医療ソーシャルワーカー」の力だけに頼っていては問題は何も解決しないと思います。
患者側の協力がとても大切になるのだと感じました。
「医療ソーシャルワーカー」の力を最大限発揮してもらうには私達患者側からの正確な情報が必要となります。
そのために冒頭の2点を患者側がしっかり行う必要があると思います。
- 記録をする事
- 相手に伝わる事
1に関しては、手帳でも日記でもブログでも何でも良いのでいつから症状があって治療がいつ終わったか等の日付を正確に記録しておいてください。社会保障制度の受給要件には必ずいつからというのがありますので、そこがわかっていると「医療ソーシャルワーカー」も動きやすいはずです。
2に関しては、1で記録した事を相手に伝わるように話してください。これは相手に伝えるだけではダメです。相手が意味を理解して自分の言いたい事が伝わるように工夫をしてください。ここで勘違いがあっては「医療ソーシャルワーカー」の力は最大限に発揮できません。
私は思うんですが、自分の「死」を近くに感じている人は相手に自分の考えを伝わるようにする能力は身に付ける必要があると思います。
相手に自分の考えている事が伝わる…。
必ず必要になります。。。
今の自分の状況を考えると残されていく人に色々と伝えたくなりますからね。
すいません。ちょっと湿っぽくなってしまいましたが、とにかく患者側はお医者さんや医療ソーシャルワーカーなどに任せきりにするのではなく、自分でできる事をしっかり行いましょう。
「記録する事」「相手に伝わる事」この2点だけでもやってみましょう。
そうする事で精神的不安が少しでも落ち着くようになると信じています。
※※※抗がん剤の影響で帽子を常に被っている私(スキンヘッドになったため)ですが、医療用帽子を以前紹介しました。¥1,000の商品もありますので楽天お買い物マラソンの買い足しに考えてみてください。※※※
⇓⇓⇓⇓⇓ 抗がん剤 帽子 夏用生地 ⇓⇓⇓⇓⇓⇓
夏用の生地の医療用帽子を探している私の今日の報告です。
今日の報告
今日の体重 64.7kg
今日の体温 36.5度
今日の運動 40′Walk イストレx2セット 補強x1セット
今日のお薬 ゼローダ昨日夕x3錠 今日の朝x4錠 酸化マグネシウム錠(下剤)x毎食後1錠
今日の抗がん剤の副作用 足の裏に黒い斑点 手先の痺れ 便秘 吐き気 お腹の張り
今日の備考 足の裏に黒い斑点が出てきたのはゼローダの副作用の手足症候群かもしれない。先日処方してもらったステロイドを塗布するようにする。便秘が続いてお腹の張りが強くなってきた。胃にも少し痛みがある。