どうも、ステージ4癌患者のkknsです。
私は8月のCT検査及びMRI検査の結果が良好であったため9月から抗がん剤を休薬しし、経過観察扱いとなっておりました。
しかし、2月3日のCT検査の結果で肝臓の癌の増悪が認められ来週から抗がん剤治療を再開する事となりました。
という訳で私が先日主治医のN先生の診察した際にいただいた言葉と今考えている事をブログに残そうと思いました。
今回書く記事はステージ4の癌患者が病状が好転していると思っていたら悪化した時の素直な気持ちです。
ですから、癌患者の方は「あるある」的な話として、癌患者家族の方は「癌患者の本音」と思って読んでいただけたら幸いです。
私は「変わっている人」と良く言われますのであまり参考にならないかもしれませんが、こんな考え方を持っている人もいるんだと思って読んでくださいね。
それではよろしくお願いいたします。
今回の記事を読んで頂きたい方
- 癌患者の方
- 癌患者家族の方
今回の記事を読んでわかる事
- 癌患者が検査の結果が悪かった時の本音
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N先生の診察
主治医のN先生からは以下のように言われました。
- 前回は肝臓の癌が見えなくなっていたが、今回のCTの結果はハッキリと癌が見える
- 数は5から6個
- 肺にも転移疑いがある
- 以前癌があった場所に今回も癌が発生してるので細胞レベルで癌が残っていたと思われる
- 最後に手術した後に再発した2020年5月の頃と同じような状況
- 発生した癌は手術による摘出は不可
- 抗がん剤で癌が完全に治るのはほぼ無いので想定の範囲内の結果
- 体重が11月から3kgほど落ちている。今のままの仕事をしながらだと抗癌治療は厳しいものになる。可能であれば仕事量を減らしてもらってください。
- kknsさんが痛みを感じてるみぞおち右側には肝臓があるが、肝臓はまだ痛みを感じるほど悪い状況ではない
実はN先生から11月の段階で2月のCT検査で癌が発見される確率は50%と言われてました。
ですから、私もそれほど大きなショックを受けないで済みました。
ただ、素人目に見て癌が大きかったのが嫌な感じでした。
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今後の予定
N先生から今後の予定も教えていただきました。
- 2月15日から抗癌剤治療開始
- 前回までと同じ イリノテカン+ベクティビックス(パニツムマブ)で実施
- 今までと同様2周間に1回投与
- 副作用は下痢、皮膚の乾燥等が考えられる
- 今後は手術を目指さない。死ぬまで抗がん剤治療を続ける
- 抗癌剤治療の目的は「完治」ではなく「延命」
- 生活面では軽い運動を行い体力の維持に努めてください
- 癌が再発してショックを受けてると思います。しばらくはしっかりと落ち込んで抗がん剤を投与するまでには前向きな気持ちなれるように努めてください
イリノテカン+ベクティビックス(パニツムマブ)は2021年5月から2021年9月まで投与しておりました。そして効果は高かったためとても期待してしまいます。
その反面、イリノテカン+ベクティビックス(パニツムマブ)を投与しても生き残った癌細胞なので耐性をもっているのではないかという恐怖もあります。
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診察を終えて
診察日主治医のアドバイス通り診察日当日は仕事を休んでしっかりと落ち込みました。
落ち込んでいる中で色々考えたのですが、2020年5月の状況に戻ったのなら2020年5月頃どんな事を考えていたのかその頃に自分が書いたブログの記事を読んでみました。
すると2020年5月20日の記事には
主治医のN先生から「長い時間を健やかに過ごしましょう」と言われて、自分は「長い時間をすごすためには精神的、肉体的、経済的に健やかに過ごせるようにしていかなければいけませんね。」と書いてます。
↓↓↓この記事の最後の方に書いてます。↓↓↓
今はまさにそんな心境です。
私は病気を治すのはお医者さんの仕事だと考えてます。
だから自分は何もしないのかというとそういう訳ではありません。
生活面の管理はお医者さんも家族もだれにもする事はできません。
私にしかできないのです。
ですから、私は生活面をしっかりと管理していきたいと思います。
精神的に健やかでなければ将来の事に悲観的になってしまい病気と闘う事ができません。
肉体的に健やかでなければ抗癌剤治療に耐える事ができません。
経済的に健やかでなければ治療を続ける事ができません。
「癌と闘う!」なんて考えると疲れてしまうけど、「精神的、肉体的、経済的に健やかに過ごす」と考えるとできる事がたくさんありそうだと思えます。
今回の癌の再発を通して考えたのはこんな事です。
正直言ってまだソワソワしてるのは否めませんがようやく落ち着いて日常生活を送れ そうです。(落ち込んだりソワソワしても何の解決にもならないんですけどね。)
癌患者の方やその家族の方に少しでも参考になれたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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